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集客アップの秘訣−集客アップ･売上アップの為のポイント

売上というのは、「客数」×「客単価」で決まります。デフレが続く今日では客単価を上げて売上をアップするのは至難の技でしょう。そこで客数を増加させることが売上アップのための基本になります。「客数」は「新規来店客数」と「リピーター数」に分ける事ができますが、どのように努力してもリピーター数は減ってしまいます。つまり、新規来店客数を増やさなければ売上は確実に低下して行きます。この新規来店客数のアップに最も効果を発揮するのがサイン表示になります。LED看板でも売り上げUPを目指せます。

サインで来店客を増やす基本法則

来店客数は次の式によってもとめる事ができます。

（通行量×通行の質）×（発見確率×魅力確率×IN誘導確率）
通行量と通行の質は立地の問題ですが、発見確率、魅力確率、IN誘導確率はサインによって確率を高める事が可能です。

＜発見確率＞
通行客にお店の存在を知ってもらう事が集客の第一歩で、そのためには視認性を高める何かしらの工夫（同一色彩の大型面積化・サインの大きさや掲出位置など）、業種・業態を瞬間的に認知させる工夫（文字のデザインや文字数など）などいろいろなノウハウが必要になってきます。趣味で決めるのではなくプロのノウハウを大いに活用しましょう。

魅力確率
お客さまの興味を引きつけて、つい入ってみたくなるお店の構えでなければなりません。こうした魅力は盛業感や営業感を演出すること、目玉商品やおすすめ商品を訴求する事などで出来ることでしょう。サインが古くなったり汚れたりしているお店はあまり魅力のないお店です。時々サインや演出を変えて鮮度を保つように心掛けましょう。

IN誘導確率
お店に入ろうとしても入口が解りにくかったり、導線がはっきりしていないと人はすぐに立ち去ってしまいます。矢印を活用したり、テントで入りやすさを演出したりして確実な入店を促すことをオススメします。また、お客さまに安心して入店していただけるよう、メニューや店内の写真を掲示するのも有効な方法になるでしょう。

3つの確率のどれが欠けたとしても、集客と売上げアップへの方策は万全とは言えません。完璧と思われるお店でも弱い部分が必ず見つかるはずなので、まずはお客さまの視点に立ってチェックして見てください。

発見確率を高める為に、「視認性指数」というモノサシを利用します。視認性指数は「動態視力指数」「業態認知指数」「環境配色指数」などの要素によって決まります。しかし、視認性指数をできるだけ１００％に近づけるようにサインを計画する事が必要です。参考に指数を高めるのに重要になるいくつかのポイントを紹介しましょう。

＜車での通行客＞
サインを設置する位置は最低でも店舗から１００m離れた位置に設置する（動態視力と運転者の反応時間から）

＜歩行客＞
サインを設置する位置は少なくとも店舗の１０ｍ手前あたりに設置する（歩行速度と入店の意志決定時間から）

＜人間の心理と周辺環境＞
店舗や建物の一部に装飾を施してサインと一体化させる（同一色彩の大型面積化・アメイジング効果から）

その他、文字の高さや大きさ、色彩、照度、周辺環境などを計算し、視認性指数の最大化を図ることが必要でしょう。

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2017/7/12 更新

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